1. 設備の常用材料の紹介
自動化設備は標準部品と非標準部品からなる。非標準部品の品質は設備の正常な運転と関わっている。材料は品質にとって大事な要素であり、だから、設計者にとって、さまざまな材料の性能と応用を分かるのは非常に重要なことである。
材料は主に金属と非金属の2種類がある。下記のリストは自動化業界の最もある材料の類別である。
2. 常用材料の性能と応用
低カーボンスチール
カーボン含有量≤0.25%，強度と硬度が低い、可塑性、粘り強い。可鍛性と熔接性がいい。無熱処理の低ロード部品によく使われ、例えばQ235 鋼。SPCC/SECC/SGCCも低カーボン鋼で、板金の殻として主に使われてる。
高カーボンスチール
カーボン0.3% ~ 0.6%で、強度と硬度が高く、加工性能が良い、熔接性が弱い。主にハイロードの部品に使われる。カーボンの量が高いので、材料は熱処理も受けられる。40#、45#、50#スチール（一番常用の中カーボンスチール）は主にベアリングのような部品に使われる。
ステンレススチール:
酸アルカリ物質に対しての耐腐食が強く、錆になりにくい。自動化設備によく使われるのはSUS303/SUS304である。303は優秀な加工性があり、普通は棒材になる。304は加工性は良くないので、板金によく使われてる。
アルミ合金:
低密度、高強度で、自動化設備に一番使われてる材料である。違う番号のアルミ合金は違う性能がある。502は板金によく使われ、6091はCNC加工によく使われ、6063はアルミフレーム材であり、7075は高強度の航空用アルミ材である。アルマイト処理はアルミ合金の一番使われてる表面処理である。
銅合金:
紫銅、黄銅、白銅からなる。紫銅は細銅で、主にEMD（放電加工）の電極に使われてる。黄銅は銅と亜鉛の合金であり、いい機械性能があり、主に通電、通熱と耐腐食の部品に使われてる。青銅は銅と錫の合金であり、鋳造性、耐摩耗と良い機械性能があり、歯車や軸受けなどの高強度、耐腐食部品の鋳造に使われてる。
ポリフォルムアルデヒド(POM):
「acegal」と称される。高い強度とスティフネス及びよい耐摩耗性がある。自動化設備に、POMは主に製品の定位検具、固定具、リンクストパーなどの低ロードものとして使われてる。
ポリウレタン(PU):
PUはさまざまな材料の性能を促進させることができる。一番普通のゴムが二次成型、バンパーブロック、シャフトカプリングと小さいローリングウィールによく使われてる。硬度範囲はショー25Aから90Aまでである。
PMMA:
高透明度があり、セキュリティドアなどの透明感、絶縁、低強度の要求がある製品に適合。
PTFE:
「プラスチックのキーン」とよく言われる。化学的の安定性。耐腐食性、密封性と潤滑性が優秀である。PTFEは主に摩擦稼働の材料、密封部品と粘り防止の部品に使われる。価格は相当高い。
PE:
低温度と寒さに強く、耐腐食（硝酸を含まず）、吸水率が低く、電気絶縁性能が良い。主に耐腐食材料容器に使われてる。
Bakelite：
絶縁性能が優秀で、高温に強く、低く、硬度が高い。主に検測設備と検査治具に使われてる
3.材料応用ケース
下記の図は自動化設備の非標準化部品の材料選択：
